2021年10月11日 神戸空港から自転車修理

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久しぶりに神戸空港を走りました。空港で5周(約20キロ)、往復20キロの合計40キロのコースです。

一番の目的は体を動かすこと。無理にスピードを上げ下げしないで、息が上がらないくらいのベースを維持するよう意識します。

途中、シフトチェンジに異常が。リアが一番軽いギアに入りそうで入りません。入るときもあります。途中、自分で調整しようかと思い、自転車をひっくり返してみましたが、以前、自転車店の店長に教わったやり方が思い出せません。

調子が悪いと言っても走行に大きな影響はない程度だったので、予定の距離を走りきり、帰り道に自転車店に寄ることにしました。

で、店長に診てもらったのですが、なかなか大変。リアディレイラーの引っ張り具合を調整しても、ディレイラーの曲がりを直してもうまくいきません。

もう少し調べるとスプロケットが緩んでいました。ホイールからスプロケットを外して組み付け直すと、変速がうまくいくようになりました。

この数カ月、何度か輪行した時(電車に乗ったのではなく、車に積んだのですが)に、後輪をつけたときにスルーアクスルのレバーが元の位置に戻らず、調整したことがありました。どうやらその時からすでにスプロケットが緩んでいたようです。

輪行するとタイヤを外したりする中で自転車の扱いに慣れたりしますが、その過程の少しの変化、異変にもっと気づけるようになりたいものです。

そして変速の調整くらい自分でできるようになりたいものですが、まったくもってなってないですね。もっと自転車に乗って、手入れして、を繰り返さなければならないと感じた一日でした。


2021年9月27日 神田山田自転車道に行ってきました

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本当は早起きしてもっと長い距離を走りたかったのですが、予定を変更しました。朝4時にセットした目覚まし時計で起きた時の身体の感覚が悪かったのと、寝不足気味だったからです。前夜すでに輪行袋に入れた自転車は車に積んであったので、自宅から自転車、ではなく車でスタート地点まで行くコースを検討した結果、神出山田自転車道に行ってみようと思いたちました。

https://www.city.kobe.lg.jp/a83166/20200720_kandeyamadabicycleroad.html

神戸市北区の衝原湖と同西区の神出を結ぶ自転車道中です。

やたらとオートバイ休憩の多い衝原湖パーキングをスタートします。いきなり西区方面には向かわず、まず自転車道の東の端を目指し、湖畔の道を進みます。山陽自動車道の立派なつくはら橋の下をくぐり、衝原大橋を通って湖の北側の湖畔道路に出ます。すぐにあるのが、BE KOBEのモニュメントです。

メリケンパークは白、ポートアイランドにあるのは黒、そして衝原湖は木の色です。

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奥には渡ってきた橋が見えます。

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手前が自転車道の衝原大橋、奥上が山陽自動車道のつくはら橋です。

湖畔の自転車道は散歩している人や釣りにきた人が歩いていたりするので注意して走ります。

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フェンスにも自転車があります。

湖の東端を過ぎると、田んぼや畑に囲まれた志染川沿いの自転車道を進みます。

県道85号にぶつかったところが東端のようです。

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ここで折り返し来た道を戻ります。

湖畔道路が終わるといきなり階段です。自転車を降りて押して登ります。最初は60段ほどで、県道の歩道橋を渡り、さらに進むと160段ほど下ります。

しばらく松の木の下をくぐり抜けるように、登山道のような自転車道を進みます。さらに行くと約280段の階段を自転車を押して下ります。

栄という集落を進むと、ようやく下り基調からやや平坦基調になり田園地帯を西へ。明石川沿いを走ります。

以前西区に住んでいたことがあり、だいたいどのあたりを走っているのかわかっていたつもりですが、都会の喧騒から完全に隔離されたようなこんなに静かなところだったんだ、感じます。

その後、業務スーパー押部谷店のところで県道22号に出るのですが、ここで道を間違えました。県道の歩道を走り、神鉄緑が丘駅の手前、西盛北の三叉路を左折しなければならないのに、直進してしまいました。

すると歩道がなくなり交通量の多い県道を車と並走することになります。これは道を間違えたと思いましたが、停車する場所もなくしばらく進みます。ようやく広野ゴルフ倶楽部入口手前でスマホで地図を確認しましたが、やはり道を間違えていました。反対車線も交通量が多く引き返すのも大変でしたが、なんとか自転車道に復帰しました。

あとは溜池や田んぼ、畑の合間をぬうように走ります。

看板や標識などで神出(かんで)という地域に来ているのはわかるのでゴールは近そうです。それは突然やってきました。

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大きな通り(国道175号)にぶつかり、渡った先に自転車道が続く気配がありません。

スマホで調べるとここが西端のようです。

少し手前の老ノ口休憩所が西の起点でした。

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折り返してすぐのところにある兵庫楽農生活センターに立ち寄り、Five Country Cafeで昼食をとりました。

https://fivecountrycafe.owst.jp/

とてもおしゃれなカフェです。地元の野菜、食材を使ってとても美味しいピザのランチセットをいただきました。

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衝原湖へ向かう帰り道は上り基調ですが、行きよりも短く感じます。

階段は押して登ります。

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あっという間でした。

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呑吐ダムです。

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BE KOBE近くのオブジェはなぜか一輪車です。

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道を間違えたところもありますが、ちょうど40キロ。のんびり楽しいライドでした。

途中、親子連れとすれ違ったりママチャリでも走れるコースでした。ロードバイクの人とも会いましたが、むしろロードバイクやビブパンツは不要なくらいです。

コース上の案内は決してわかりやすいわけではないので、あまり速く走ると見落とすかもしれません。見通しが悪い箇所や、歩道を走る部分、交通量の多い道路を横切る箇所もいくつかあります。

ゆっくりのんびり走るためのコースですね。身体の疲れを癒すにはバッチリでした。

2021年9月21日 千丈寺湖(青野ダム)に行ってきました(その2)

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空気の温度は真夏ほどではないのですが、この日は日差しがものすごかった。どんどん体力を奪われます。

西谷ふれあい夢プラザを出て北上し、宝塚ダリア園の三叉路を西へ。また、坂です。大坂峠でしょうか。峠に茶屋がありますが、先に進みます。

波豆川を越えて少し登ると木器郵便局のところで県道323号から37号にぶつかります。そこにバス停があり、休憩しながら考えました。

この県道37号を北上すれば母子に向かって距離約20キロで標高約400メートルを登るのです。残りの体力、時間でそれが可能かどうか。

県道37号を西に進めば三田市街方面に向かいます。

言うほど長く考えたわけではありませんが、結論は西へ。千丈寺湖を巡って三田駅から輪行で帰ることに決めました。

こんなこともあろうかと今回は輪行袋を持ってきていました。

コース大幅短縮で、気持ちも軽くなります。志手原の三叉路で北に向かい、千丈寺湖の東端を目指します。

その道中に花山乃湯というゴルフ練習場に併設した温泉があり、そこで昼食をとりました。

よくある温泉施設の中の食堂でです。ごく普通のメニューで、日替わり定食(この日はおろしハンバーグ)をいただきました。

温泉に入れなかったのは残念ですが、それは次の機会に。さほど混んでもおらず、しっかりと体を休められました。


ここからは千丈寺湖の湖畔道路を巡りました。

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湖面から何か出てきそうです。

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走ってみると湖畔周回はかなりの距離があります。

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有馬富士を探しますが、標高が374メートルと本物の富士山の十分の一程度なので、どこにもあるかわかりません。

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中央右奥のピークでしょうか。

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別の位置からだと、少し富士山ぽく見えます。

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青野ダムの上から見ると、激しく水が流れて出ています。

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千丈寺湖を四分の三ほど進んで、三田市街方面へ下りのます。

国道176号へ出たら南下し三田駅を目指します。途中、コンビニに寄ってアイスクリームを購入。9月に入ったからかあまり品ぞろえがよくありません(T . T)。

固いあずきバーを歯が折れないよう注意しながらかじり、三田駅に向かいました。それにしても西日が暑い。

三田駅からの輪行ですが、三宮行きのバスを利用しました。バスそのものは登山帰りに何度か利用したことがあります。

輪行袋に入った自転車を載せられるかはバス停の時刻表にあった電話番号で神姫バスに電話して確認しました。自分でトランクに入れられるならオーケーとのことです。長距離バスの下部側面にある、ドアを上に開けてスーツケースなどを入れるトランクです。

三田駅から三宮駅までのバスは、途中アウトレットなどを経由しますが、スーツケースなどの大きな荷物を持って乗る人はほとんどいません。

バスの発車時刻まで50分弱あったので自転車を輪行袋に入れます。入れ終えた頃にバスがやってきて、トランクに積みました。ディレイラー側が上になるように横に倒して積むのですが、うまくいきました。

あとは座席でのんびりします。終点の三宮駅でなく、一つ手前の新神戸駅で下車。こちらの方が作業スペースが広く取れ、スムーズにまた自転車を組み立てられました。

やはり乗り換えなしで自宅近くまで来られるのはいいですね。JRだと尼崎乗り換えがあり大変です。バスから見えた三田駅に停車中の神鉄が新開地行きだったので、それを使うのもアリです。

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アワイチと比べて距離は半分しかないのに、疲労度はアワイチよりも高く感じました。やはり、坂は大変です。甘くありません。

その一方で、最初の宝塚からの十万辻越えさえなければ、もっと楽しく三田ライドを楽しめたかもしれないとも思います。

今度は三宮から三田駅までバス輪行して、そこから母子方面を目指すのもいいかも、と妄想しています。


2021年9月21日 千丈寺湖(青野ダム)に行ってきました(その1)

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三田市にある千丈寺湖に行ってきました。

神戸から宝塚経由で三田方面に抜けるルートです。

ショップのイベントで三田ロングライドというのが開催されたのですが、都合があわず参加できませんでした(都合があったとしても私の脚力ではグループライドにはついて行けませんが…T_T)。コースをダウンロードできたので、ガーミンエッジに転送してマイペースで行ってみました。

神戸市灘区からは山手幹線で夙川駅を目指します。が、信号が多くて走りにくい(細かな登り下りもあるし)。なかなか進みません。

夙川沿いを北上し、関学大上ヶ原キャンパスの方へ。ここらあたりも初めて通りましたが、短いとはいえ急坂です。

仁川沿いを東に下って、県道337号を宝塚方面へ。ここは、交通量は多いのですが、青い自転車専用車線があり、少し安心して走れます。

それでも、宝塚南口駅手前のセブンイレブンに着いたのは出発から1時間半後。日差しも強くからりくたくたです。

ここで水分補給とシリアルバー2本を調達しました。本来の目的地である母子まではここから40キロ以上あり、道中にコンビニも少なく、飲食店が空いてなければ食べるものがなくなってしまうからです。


いよいよ、山越えです。

宝塚南口駅から御殿山筋を抜けて、すこし道に迷いながらも、十万道路へ。この道は数年前にゴルフで通った道ですが、かなり険しいという記憶があるだけ。自転車で走るのは未知です。

ペース配分もできず不安ですが、登るしかありません。慌てず淡々と、を心掛けますがきつい。背中に照りつける太陽も暑い。車や大型車にどんどん抜かれます。しかもスレスレを。怖い。息も上がり何度も止まろう思いましたが、ようやくトンネルまでたどり着きました。

後でショップの店長に教えてもらったのですが、ここを「十万辻」というのだそうですね。


トンネルを抜けて突き当たりを左折すると、しばらく下り。ペダルを回さずに進みますが、かなり疲労困ぱい。下りの風に当たっても体の火照り、汗はなかなか引きません。

県道324号との交差点に自販機があったのでスポーツドリンクを調達しちょっと休憩。さらに進んで、西谷ふれあい夢プラザでまた休憩。ベンチに座って休みます。

休憩ばかりです。十万辻の山越えが体にこたえました。コース上の最北端、母子には車やバスで行ったことがありますが、標高500メートルほどで、直前はかなりの登りが続きます。先行き不安です。たどり着くのでしょうか。

(その2に続きます)




2021年9月11日 神戸から宝塚に行ってみました

アワイチの疲れも少し残っている気がしたので、平地を走れるコースを考えてみました。いつも神戸空港島を走ることが多いのですが、きょうは武庫川の河川敷を経由して、宝塚を目指すことにしました。

武庫川河川敷は走ったことがないし、問題は、武庫川までどうやって行くのか、です。

国道2号線や43号線は交通量も多いし、土曜日なので不慣れなドライバーもいます。

ネットで調べると阪神間の移動で便利なのは臨港線という道路だと書いてありました。芦屋から先はそのルートにします。

神戸市のHAT神戸からは43号線より海側の道を通り、サンシャインワーフまで行きます。そこから芦屋川までは43号線の側道。芦屋川からは再び海側に向かって臨港線に入ります。

この道路、芦屋市内はすこぶる快適です。信号も交通量も少なく、ノーストレスです。

西宮市に入るとちょっと状況は変わりました。臨港線沿いにショッピングモールなどが多くて、買い物客の車でいっぱいです。

特にららぽーと甲子園付近。駐車場に入る車の列があって、自転車の左側通行がしにくい。ちっとも進めません。かといって、追い越し車線を走るわけにもいかないし。やむなく、歩道も使ったりしてなんとか武庫川河川敷までたどりつきました。

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あとは自転車道を宝塚方面へ進みます。

昔、東京多摩川のサイクリングロードを走ったことがありますが、自転車やランナー、ウォーキングの人が混在してスターズに走れなかった記憶があります。

武庫川は自転車用と明記してますし、左側通行を促す中央線も引いてあります。

時々すれ違うロードバイクも快適そう。そんなにスピードは出ませんが、気持ちよく進むことができました。

宝塚では炭酸水のウィルキンソン 自販機でレモン味を買って飲みました。

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宝塚温泉の前にあります。

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武庫川の対岸に渡ると、手塚治虫記念館もありました。また、次の機会に中に入ってみたいですね。

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市役所通りの橋を渡って、往路で来たサイクリングロードに戻ります。

橋から見る六甲山系は灘区から見るのとはまるで違います。六甲山頂(と思われる付近)はずいぶんと奥の方にあるように見えます。

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武庫川サイクリングロードの帰り道は、下りのせいかすこしスピードが速いように感じます。

仁川との合流地点には沈下橋?があります。下流から上流に向かう場合、これを通らないと宝塚方面には行きません。サイクリングロードを真っすぐ進み陸橋を登ると、仁川方面へ行ってしまいます(私は間違えかけました)。

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サイクリングロードを南下して、再び臨港線へ。西へ西へと走って無事ゴールしました。

快適なサイクリングでした。

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2021年9月4日 初アワイチ達成です~その2~

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(写真は丸山海づり公園のあたり)

 

岩屋を出発後、初めての坂を越えて南淡路水仙ラインを土生港方面へ向かって進みます。

道が細く、舗装もよいとは言えませんが、車もほとんど通りませんし快適に走ります(向かい風なのが少し辛いですが)。左手に海が見えて素晴らしい景色です。ただ、遠くに沼島が見えてから、なかなか近づいてきません。この区間で初めてロードバイクに抜かれました。すいすいと進まれて、あっという間に引き離されますが構いません。無理せず、淡々とペダルをこぐだけです。

ようやく土生港に着き休憩しました。以前、車で訪れて駐車場に止め、船で沼島に渡ったことがあります。島に1泊しおいしい鱧(はも)三昧でした。

今回は自販機でスポーツドリンクを補給しだだけ。このあたりから太陽が出てきて、一気に暑さが増します。

再出発して二つ目の坂へ。これもまあまあのこう配がありますが、距離が短いのでなんとかなります。

と、思ったら先ほど抜かれたロードバイクがこちらに向かってきます。どこかで折り返して岩屋へ戻るのでしょうか?

下るとまたすぐに三つ目の坂です。ガーミンがヒルクライム画面になるのでこう配や残り距離を確認しながらです。そして登り終われば下りです。下りはいいですね。こがなくても勝手に進んでいきます。風に当たって火照る身体を冷やします。

と、思ったらまたさっきのロードバイクに抜かれます。声をかけられ「チェックポイントに寄るのを忘れた」のだそうです。何かイベントにでも参加されているのでしょう。「ご苦労さまです」と労いました。また、あっという間に引き離されます。

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ここでようやく75キロ。中間地点まで来ました。

さらに平地を進んでもう一つ坂を越えると福良の街です。ここも車で来たことはあります。ちょうど午前11時ごろ。お昼ご飯でも食べようかと思いましたが、いわゆるガイドブックに載っているような飲食店は軒並み閉まっています。入り口の扉には緊急事態宣言中はお休みだと貼ってあります。観光客が多く来るようなところはそうなんですね。仕方がないので前進して、道の駅うずしおを目指します。五つめの坂を登ります。お腹が空いてきたので焦ります。坂を登って道の駅へ向かう一本道は下り坂。食べたあとここを引き返す(上り坂)のかと思いながら進みます。

道の駅では淡路島オニオンビーフバーガーを食べました。スパイスの方です。ピリッと辛いので食が進みます。

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鳴門海峡大橋の向こうは徳島県ですね。

 

昼食後は洗面所で顔を洗い、日焼け止めを塗りなおします。ちなみにアークカバー、レッグカバーを装着し長袖、長ズボン状態。後半は背中から太陽をうけることになるので、細長いタオルを帽子の下にはさみ、首から背中に垂らしてジャージの中に入れ、首裏側が日焼けしないようにしました。

飲み物も補給します。

 

後半、誤算というか想定が甘かったのは、慶野松原までの道のりが思いのほか長かったこと。徐々に感じてきた疲労に加え、午後の暑さで体の動きが悪かったこと、そして、ぐるりと西方向に回り込む海岸線は頭で想像する以上に長いのです。「慶野松原のローソンに着いたらアイスクリームを食べよう」と考えながらペダルをこぎました。

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(写真は丸山海水浴場のあたりに見える風力発電機)

 

何度も通ったことのある、湊の交差点まで来たときは少しホッとしました。ここからは知ってる道です。

慶野松原のローソンで休憩し、ガリガリ君ソーダ味を食べました。それにしても暑い。

 

あとは2つほどちょっとした坂があるだけです。そして、どれだけ体力が持つか。

時間的には明るいうちには岩屋に戻れそうなので、そんなに焦ることもありません。

 

途中、海の方から水上バイクが走り回る音が聞こえてきます。

海水浴客(泳いでいる人)はいませんが、砂浜で遊んでいる家族連れもいます。平日と違ってトラックやダンプカーなど大型車は少ないですが、自家用車はそれなりにたくさん走っています。十分に事故には気を付けます。

 

相変わらず、ロードバイクに抜かれることはほどんどありません。やはり、この暑い時期に淡路島一周をする人はそんなにいないのでしょうか。私のスローペースなら何人に抜かれることかと思っていましたが、そうでもありません。

ただし、岩屋に近づくにつれて、ロードバイクに乗った人を見かけるケースは増えてきました。

 

五色、都志、お香のいいにおいがする江井、郡家。日曜ということもあって、パンケーキ屋さんはものすごい行列です。

育波、富島と過ぎると、あとは「早く明石海峡大橋が見えてこないかな」と考え始めます。だって、明石海峡をはさんだ向こう岸、明石市播磨町の街はけっこうはっきりと見えるのですから。

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ついに橋が見えてきたので路肩に止まってカメラをパシャリ。すると、ロードバイクの人たちがさっそうと走っていきました。

もう、ゴールはすぐそこです。

 

初めてのアワイチ。こういうことをしたいと思ってロードバイクを購入したので、ゴールした瞬間は達成感がありました。

 

もう少し涼しい時期にすればよかったとか、睡眠不足だった(就寝時間は早かったのに)とかいろいろと反省点はあります。まあでも、とにかくやってみないと、とにかく走り始めないと、永遠にゴールできませんからね。

 

雨に降られることもなく、風は午前も午後もずっと向かい風でしたが(おそらくアワイチあるある)それほど強いわけではなく、左からスッと出てきた車に急ブレーキをかけ後輪がロックしましたがぶつかったり転ぶこともなく、何とか150キロを走り切ることができました。

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少し休んだら、またやってみたいですね。そして次の目標はビワイチです。

 

2021年9月4日 初アワイチ達成です~その1~

f:id:widespread:20210909042610j:plainようやくアワイチを達成できました。


9月4日(日)、休みの2日目だったので前日から準備して、目覚ましは4時に設定。23時ごろ床につきましたが、ちっとも眠れません。興奮したのでしょうか。遠足前夜の小学生と同じです。

 

予定より少し遅れましたが、車に自転車を積んで岩屋ポートへ。出発したのは6時30分頃でした。

 

この先150キロもの道のり。意識したのは「一生懸命走りすぎない」「坂は軽いギアでゆっくり登る」の2点。もちろん十分な給水、栄養補給は言うまでもありません。

 

実は淡路島を走るのは、今回が3度目。最初は昨年11月、津名を出発して洲本で西に進み、主に国道28号を進んで八幡の交差点で北上。湊からアワイチルートに復帰して北淡方面へ向かい、津名に戻る100キロほどのコースでした。

2度目は今年の3月に今回と同じ岩屋発着の150キロに挑戦。このときは前日に季節外れの大雨が降った影響で土砂崩れがあり、まさかの通行止めにあいました。洲本温泉のホテル街を過ぎて、さあ最初の坂に登ろうという個所で用水路があふれて道路が泥まみれ。その復旧作業をしていた方が「この先は坂を越えたあたりが通行止めで通れないよ」と教えてくれました。泣く泣く洲本まで引き返し、100キロコースに変更したのでした。

 

今回も8月の長雨で道路状態が心配でしたが、兵庫県道路総合管理システムのページ

road.civil.pref.hyogo.lg.jp

などで確認し、臨みました。

 

今回一番の心配は残暑です。8月ほどの暑さでないとはいえ、気温30度近くあります。幸いにも日の出からすぐに見えた太陽は一瞬だけで、スタートから洲本温泉のあたりまでは薄曇りの天気です。ただ、湿度は高い。ボトルは2本態勢で、スポーツドリンクとミネラルウォーターを1本ずつ準備しました。熱中症だけは避けなければなりません。

 

1度目の休憩は津名に入る直前のローソンで。さらに進んで、洲本温泉の先にあるファミリーマートで2度目の休憩をとり、ここではドリンクの補充に加えてどら焼きを食べました。いよいよ始まる坂に備えること、そしてこの先、土生港までは補給できるお店などがほとんどないからです。

1本目の坂。瞬間的にこう配のきつい個所はあり息も切れましたが、ゆっくり登れば何とかなりました。数日前に再度山、六甲山を登っています。それに比べれば高度も低く距離も短い。

途中、苔むした全面緑色のコンクリートブロックがありました。抹茶チョコレートではありません。

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そして坂を越えると、南淡路水仙ラインの海沿いの道をひたすら南下します。

左手に沼島が見えてきました。

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その2へ続きます。