2021年9月4日 初アワイチ達成です~その2~
(写真は丸山海づり公園のあたり)
岩屋を出発後、初めての坂を越えて南淡路水仙ラインを土生港方面へ向かって進みます。
道が細く、舗装もよいとは言えませんが、車もほとんど通りませんし快適に走ります(向かい風なのが少し辛いですが)。左手に海が見えて素晴らしい景色です。ただ、遠くに沼島が見えてから、なかなか近づいてきません。この区間で初めてロードバイクに抜かれました。すいすいと進まれて、あっという間に引き離されますが構いません。無理せず、淡々とペダルをこぐだけです。
ようやく土生港に着き休憩しました。以前、車で訪れて駐車場に止め、船で沼島に渡ったことがあります。島に1泊しおいしい鱧(はも)三昧でした。
今回は自販機でスポーツドリンクを補給しだだけ。このあたりから太陽が出てきて、一気に暑さが増します。
再出発して二つ目の坂へ。これもまあまあのこう配がありますが、距離が短いのでなんとかなります。
と、思ったら先ほど抜かれたロードバイクがこちらに向かってきます。どこかで折り返して岩屋へ戻るのでしょうか?
下るとまたすぐに三つ目の坂です。ガーミンがヒルクライム画面になるのでこう配や残り距離を確認しながらです。そして登り終われば下りです。下りはいいですね。こがなくても勝手に進んでいきます。風に当たって火照る身体を冷やします。
と、思ったらまたさっきのロードバイクに抜かれます。声をかけられ「チェックポイントに寄るのを忘れた」のだそうです。何かイベントにでも参加されているのでしょう。「ご苦労さまです」と労いました。また、あっという間に引き離されます。
ここでようやく75キロ。中間地点まで来ました。
さらに平地を進んでもう一つ坂を越えると福良の街です。ここも車で来たことはあります。ちょうど午前11時ごろ。お昼ご飯でも食べようかと思いましたが、いわゆるガイドブックに載っているような飲食店は軒並み閉まっています。入り口の扉には緊急事態宣言中はお休みだと貼ってあります。観光客が多く来るようなところはそうなんですね。仕方がないので前進して、道の駅うずしおを目指します。五つめの坂を登ります。お腹が空いてきたので焦ります。坂を登って道の駅へ向かう一本道は下り坂。食べたあとここを引き返す(上り坂)のかと思いながら進みます。
道の駅では淡路島オニオンビーフバーガーを食べました。スパイスの方です。ピリッと辛いので食が進みます。
昼食後は洗面所で顔を洗い、日焼け止めを塗りなおします。ちなみにアークカバー、レッグカバーを装着し長袖、長ズボン状態。後半は背中から太陽をうけることになるので、細長いタオルを帽子の下にはさみ、首から背中に垂らしてジャージの中に入れ、首裏側が日焼けしないようにしました。
飲み物も補給します。
後半、誤算というか想定が甘かったのは、慶野松原までの道のりが思いのほか長かったこと。徐々に感じてきた疲労に加え、午後の暑さで体の動きが悪かったこと、そして、ぐるりと西方向に回り込む海岸線は頭で想像する以上に長いのです。「慶野松原のローソンに着いたらアイスクリームを食べよう」と考えながらペダルをこぎました。
(写真は丸山海水浴場のあたりに見える風力発電機)
何度も通ったことのある、湊の交差点まで来たときは少しホッとしました。ここからは知ってる道です。
慶野松原のローソンで休憩し、ガリガリ君ソーダ味を食べました。それにしても暑い。
あとは2つほどちょっとした坂があるだけです。そして、どれだけ体力が持つか。
時間的には明るいうちには岩屋に戻れそうなので、そんなに焦ることもありません。
途中、海の方から水上バイクが走り回る音が聞こえてきます。
海水浴客(泳いでいる人)はいませんが、砂浜で遊んでいる家族連れもいます。平日と違ってトラックやダンプカーなど大型車は少ないですが、自家用車はそれなりにたくさん走っています。十分に事故には気を付けます。
相変わらず、ロードバイクに抜かれることはほどんどありません。やはり、この暑い時期に淡路島一周をする人はそんなにいないのでしょうか。私のスローペースなら何人に抜かれることかと思っていましたが、そうでもありません。
ただし、岩屋に近づくにつれて、ロードバイクに乗った人を見かけるケースは増えてきました。
五色、都志、お香のいいにおいがする江井、郡家。日曜ということもあって、パンケーキ屋さんはものすごい行列です。
育波、富島と過ぎると、あとは「早く明石海峡大橋が見えてこないかな」と考え始めます。だって、明石海峡をはさんだ向こう岸、明石市や播磨町の街はけっこうはっきりと見えるのですから。
ついに橋が見えてきたので路肩に止まってカメラをパシャリ。すると、ロードバイクの人たちがさっそうと走っていきました。
もう、ゴールはすぐそこです。
初めてのアワイチ。こういうことをしたいと思ってロードバイクを購入したので、ゴールした瞬間は達成感がありました。
もう少し涼しい時期にすればよかったとか、睡眠不足だった(就寝時間は早かったのに)とかいろいろと反省点はあります。まあでも、とにかくやってみないと、とにかく走り始めないと、永遠にゴールできませんからね。
雨に降られることもなく、風は午前も午後もずっと向かい風でしたが(おそらくアワイチあるある)それほど強いわけではなく、左からスッと出てきた車に急ブレーキをかけ後輪がロックしましたがぶつかったり転ぶこともなく、何とか150キロを走り切ることができました。
少し休んだら、またやってみたいですね。そして次の目標はビワイチです。